内分泌内科
内分泌内科

内分泌疾患とは、ホルモンを分泌する臓器(甲状腺、副甲状腺、副腎、下垂体、膵臓、性腺など)の働きに異常が生じることで起こる病気です。
内分泌内科は、これらのホルモンの異常によって起こるさまざまな病気を診療する科です。
ホルモンは、血糖、血圧、体重、代謝、成長、体温調節など、私たちの体の働きを細かくコントロールしており、わずかな異常でも体調に大きな影響を及ぼします。内分泌の病気は症状が分かりにくく、「なんとなく体調が悪い」「年齢のせいだと思っていた」という形で見過ごされていることも少なくありません。
内分泌疾患は症状だけで判断することが難しいため、詳細な問診と適切な検査が欠かせません。
当院では長らく、大学病院の診療で培ってきた知識と経験を活かし、高い専門性を持った診療を提供して参ります。クリニックですので、お気軽に受診できます。
また高度な設備を必要とする検査や治療が必要と判断した場合には東京慈恵会医科大学附属柏病院と連携しており、ご紹介が可能ですので、ご安心ください。
「どこに相談すればよいか分からない症状」もご相談ください。
受付・ご来院
受付にて保険証(またはマイナ保険証)をご提示ください。
初診の方は問診票のご記入をお願いいたします。
健診結果や他院の検査データがあればお持ちください。
問診
症状の経過、体調の変化、生活状況、既往歴、服用中のお薬について詳しくお伺いします。
小さな変化でも、気になる点は遠慮なくお話しください。
診察
医師が診察を行い、全身状態を確認します。
必要に応じて、甲状腺の触診なども行います。
検査(必要に応じて)
※症状に応じて、以下の検査を行います。
※血液検査(ホルモン値など)
※尿検査
※画像検査(超音波)など
検査内容については事前にご説明します。
診断・治療方針のご説明
検査結果をもとに、病状や考えられる原因についてご説明します。
患者さまと相談しながら、治療方針を決定します。
治療開始
必要に応じて薬物療法を開始し、日常生活での注意点などもお伝えします。
継続フォロー
定期的に通院していただき、症状や検査結果を確認します。
治療内容は経過に応じて調整します。
お会計・次回受診のご案内
診察終了後、お会計と次回受診のご案内を行います。
内分泌疾患は、気づきにくく、不安を感じやすい病気です。
当院では、患者さまが「相談してよかった」と思える診療を大切にしています。
体調や検査結果で気になることがあれば、どうぞお気軽に内分泌内科へご相談ください。
バセドウ病は、自己免疫の異常により甲状腺が刺激され、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。20〜50代の女性に多くみられますが、男性や高齢者でも発症します。甲状腺ホルモンは全身の代謝を調節する重要なホルモンであり、過剰になると身体が常に「活動過多」の状態になります。
主な症状として、動悸、息切れ、手指の震え、発汗過多、暑がり、体重減少、下痢、疲労感などの身体症状に加え、イライラ、不安感、集中力低下、不眠などの精神症状がみられます。目が出る(眼球突出)といった眼症状を伴うこともあります。
治療は、抗甲状腺薬による薬物療法を基本とし、症状や重症度、年齢、生活背景に応じて放射性ヨウ素治療や手術療法が検討されることもあります。早期に診断し適切に治療を行うことで、多くの場合は症状をコントロールすることが可能です。動悸や体重減少、手の震えなどが続く場合は、早めの受診をおすすめします。
当院では、血液検査や超音波検査を行い、病状に応じた治療方針を丁寧にご説明しながら診療を行っています。
橋本病は、自己免疫の異常により甲状腺に慢性的な炎症が起こり、徐々に甲状腺ホルモンの分泌が低下していく病気です。中高年の女性に多くみられますが、若年層や男性でも発症することがあります。初期には自覚症状が乏しく、健診で指摘されて初めて気づかれることも少なくありません。
甲状腺ホルモンが不足すると、全身の代謝が低下し、倦怠感、寒がり、体重増加、むくみ、便秘、皮膚の乾燥、脱毛などの身体症状が現れます。また、気分の落ち込み、意欲低下、集中力低下などの精神症状がみられることもあります。
治療は、甲状腺ホルモン製剤による補充療法が基本となります。血液検査でホルモン値を確認しながら、必要最小限の量を調整して内服を行います。適切に治療を行えば、日常生活に大きな支障なく過ごすことが可能です。
「年齢のせい」「疲れやすい体質」と思われがちな症状の中に橋本病が隠れていることもあります。原因不明の不調が続く場合は、一度甲状腺の検査を受けてみることをおすすめします。当院では、継続的なフォローを行いながら、安心して治療を続けていただける体制を整えています。
女性の更年期は一般に45〜59歳頃に訪れ、卵巣機能の低下により女性ホルモン(エストロゲン)が大きく変動・減少します。エストロゲンは自律神経や骨・血管、肌、精神の安定などに関与しているため、その変化により、ほてり・発汗、動悸、めまい、頭痛、肩こり、疲労感、睡眠障害といった身体症状や、イライラ、不安、抑うつ、集中力低下などの精神症状が現れることがあります。
治療は症状や生活背景に応じて行われ、生活習慣の改善、漢方薬、ホルモン補充療法などに加え、プラセンタ療法も選択肢の一つです。プラセンタは胎盤由来の有効成分で、自律神経調整、血行促進、抗疲労・抗炎症作用などが期待され、更年期症状の緩和に用いられています。プラセンタ療法はホルモン治療に抵抗のある方にも選ばれやすく、45-59歳までの更年期症状がある女性に対して、保険適用があります。
当院では保険適用の条件に当てはまらない方でもご希望があれば、自費診療にてプラセンタ療法を行います。
男性の更年期障害は、40代後半以降に男性ホルモン(テストステロン)の低下により起こる心身の不調で、「LOH症候群」とも呼ばれます。テストステロンは、筋肉や骨の維持、意欲や集中力、性機能、精神的安定などに重要な役割を果たしています。低下すると、疲れやすさ、意欲低下、集中力低下、気分の落ち込み、性欲や勃起力の低下、睡眠障害などが現れることがあります。
治療は生活習慣の改善や漢方薬に加え、低下したホルモンを補うテストステロン補充療法があります。補充療法により、活力や集中力の改善、疲労感や気分の落ち込みの軽減、性機能の改善が期待されます。治療は血液検査を行い、医師の管理下で安全に進めます。「年齢のせい」と我慢せず、気になる症状があればご相談ください。
当院では、内分泌検査を実施し、必要に応じてテストステロン補充療法を行います。
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